海外留学生安全対策協議会(JCSOS)は海外研修・留学や海外安全対策等の専門家の経験と知識を結集して1998年に任意団体として発足し、2005年にNPO法人を設立しました。NPO法人という中立的な立場から、国際教育プログラムを実施する大学や教育機関に企画立案の段階から提言を行うとともに、安全且つ有意義なプログラムつくりをサポートしています。
来る11 月22日に、主に北海道の教育機関の皆様を対象にJCSOS北海道セミナーを、北海道大学様のご協力をいただき開催いたします。しばらく新型コロナウィルスの影響を受け地区セミナーの実施が適いませんでしたが、新型コロナウィルス感染症が5類感染症へと移行するなどし、これまでの制限も緩和されましたので、対面での地区セミナーを実施いたします。
セミナーでは、コロナ禍以降に海外派遣業務に着任された方などに対しての海外留学・研修の危機管理についての基本的な知識、また、その他の皆様も対象とした、事例に基づいたワークショップを取り入れながら各種海外での事故発生時の準備と行動について考え教育機関が提供する海外プログラムへの学生や保護者等が抱く期待の確認とリスクへの対応策の策定にお役立ていただける内容としました。前半の講師は酒井 悦嗣JCSOSアドバイザーが務めさせていただき、後半はJCSOSのサポート内容をJCSOS事務局よりご案内いたします。
お忙しい時期とは存じますが、この機会に是非ご参加下さいますようお願い申し上げます。
◆◇=*==*==*=*==*=*==*=*==*=*==*=*==*=*==*=*==*=*==*==*=*==*==*=*==*==*◇◆
【主催】 特定非営利活動法人 海外留学生安全対策協議会(JCSOS)
【協力】 国立大学法人 北海道大学
【後援】 特定非営利活動法人 JAFSA(国際教育交流協議会)
【講師】 酒井 悦嗣 氏
( ㈱日本リスクマネージメント代表取締役/JCSOSアドバイザー)
【開催日時】2023年11月22日(水) 13:30-16:20(受付開始13:00)
【対象者】 JCSOS会員の皆様・JAFSA正会員 国際交流に携わる学校の皆様
【開催形態】対面式にて実施
【定員】 20名(1団体2名まで)
【参加費】 無料
【会場】 国立大学法人 北海道大学 学生交流ステーション 111室
所在地:〒060-0815 札幌市北区北15条西8丁目
>>>札幌キャンパスへのアクセスはこちら
>>>キャンパスマップはこちら
【スケジュール(予定)】時間、講義内容など変更になる場合があります。ご了承ください。
13:00 - 13:30 | 受付 |
---|---|
13:30 - 13:40 | ご挨拶:国立大学法人 北海道大学 |
13:40 - 15:10 | 第一部 ①派遣留学とリスク、その対応 新型コロナ感染症による海外派遣業務の中止の間に異動された方や、久しぶりの海外派遣業務に従事する教職員向けに、危機管理の考え方、組織としての危機管理体制の構築について、クイズを交えながら危機・トラブル発生への備え・対応のポイントを解説します。 ②最近のトラブル事例の紹介・共有 コロナ禍を経て、JCSOSに寄せられるトラブルの内容も変化してきています。具体的には、性被害、違法薬物ケース、メンタル面での相談事例がこれまでより増えているように思えます。それらの予防と対策、加て緊急時の初動について、ワークショップを取り入れて、ご参加者に考えていただきながら、講師から大学・教育機関の対応へのアドバイスを行います。 <講師> 酒井 悦嗣 氏(JCSOSアドバイザー) |
15:10 - 15:20 | 休憩 |
15:20 - 16:00 | 第二部 ③JCSOSの機能・危機管理システムJ-TAS・J-Basicについて JCSOSの提供するサポート内容を改めて案内し、安全な海外派遣体制へお役立ていただきます。危機管理システムのJ-TASやJ-Basicに案内し事故発生時の連絡体制、サポート体制を案内します。 |
16:00 - 16:20 | 質疑応答 |
16:20 | 閉会の挨拶 |
【参加方法】下記のリンク先からセミナーへの参加手続きを行ってください。
◆セミナー申込◆
【申込締切】11月15日(水)まで先着順に受付(定員になり次第、受付を終了いたします。)
ご不明な点がございましたら、JCSOS事務局までお問い合わせください。
酒井 悦嗣(さかい えつじ)JCSOSアドバイザー
㈱日本リスクマネージメント代表取締役、日本渡航医学会評議員、海外医療支援協会理事・事務局長。長きにわたり損害保険会社にて海外旅行保険の責任者として、過去に邦人が巻きこまれた数多くの海外事件・事故の対応指揮を行う。また海外27カ国308病院と直接キャッシュレス提携契約交渉を行い、現在では一般的となっている海外医療機関で診察料なしに受診ができるキャッシュレスメディカルサービスの礎を築く。同時に、教育機関の賠償責任保険・リスクソリューションの責任者として海外・国内の危機管理・対応を行い、多くの学校・大学の問題解決および危機意識を高める活動を行う。現在は株式会社日本リスクマネージメント代表として、全国の学校法人・大学法人の海外・国内の危機管理と危機対応を行う。複数の国立大学や私立大学での講師、理事等を歴任。