NAFSA NEWS(日本時間2021年4月14日配信)より
4月13日付のNAFSAメールニュースによれば、世界大学評価機関QSはこのほど世界各国の留学生及び留学を予定している学生に対して新型コロナウィルスワクチンに関する調査を実施し、その結果約半数の学生が受入教育機関より新型コロナウィルスワクチンの接種を求められていると発表しました。アンケートには153か国、2513名の学生より回答があり、内65%の学生はワクチン接種を受け入れると回答し、10%はよく分からないとしながらも、多くは受け入れ先から求められるのであれば接種したいとしています。一方で、約23%は教育機関からのワクチン接種の求めに対して支持をしていないと回答しています。
日本ではワクチン接種が医療従事者に続いて、ようやく今月から高齢者に対して始まりましたが、学生を含む世代の接種時期は不透明な状況です。JCSOSが4月12日付にて発表をした「第4回新型コロナウィルス感染症と海外派遣に関するアンケート」では、約3割の会員が本年7月~9月の長期留学について派遣を検討中と答えていらっしゃいます。ワクチン接種が留学生の受入条件となることが想定される今、日本でもワクチン接種計画が明らかにされることが待たれます。
(文責:JCSOS事務局)
参考記事:NAFSA NEWS(日本時間2021年4月14日配信)内、The PIE News Half of intl students support unis issuing vaccine requirements (thepienews.com)