2021年4月より、JCSOSのウエブサイトは、法人設立以来の大幅リニューアルを行いました。
当協議会は、23年前(1998年)に学校法人を対象に発足した、派遣留学生の安全対策・危機管理を支援する、国内唯一の特定非営利活動法人です。おかげさまで、現在は会員数162を擁する団体に成長いたしました。ここまで成長を遂げましたことは、多くの関係者皆様の支援の賜物であり、当協議会を代表して心より感謝申し上げます。
さて、この度のホームページリニューアルでは以下の点を心掛けました。
- 会員の多様化に呼応し、学校の校風、経営、組織、担当者のそれぞれの立場を考慮して、日頃の悩み、問題点を整理し幅広い問題にこたえること。
- 学校を取り巻く環境を考慮し、直轄の文部科学省情報だけでなく、外務省、観光庁、金融庁(保険事業)、などの動向にも注意を払うこと。
- 万が一の場合に、学校が事故処理を行う際には、旅行会社、保険会社、事故処理を行うアシスタンス会社の協力も重要な要素になるため、常に中立的な立場で情報収集を行い、会員の要望に応えること。
- また、最近は学校が事故対策本部を設けるような重大事故が増えており、対応事例を正確に記録し、当協議会事務局員が学校の要請に的確に応えられるような体制を強化することも、喫緊の課題となっています。
これまで、JCSOSのウエブサイトは、事務手続き、業務の告知板的要素が強かったのですが、会員の皆様の幅広い要望に応える内容にリニューアルしておりますので、これまで以上に活用いただければ幸いです。
特定非営利活動法人 海外留学生安全対策協議会
理事長 池野健一