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講師派遣
JCSOSが主体的に開催しているセミナー(定例セミナー、地区セミナー、特別セミナー)以外に、会員のご要望を受け、講師派遣及びセミナーを開催しております。大学・学校として整えるべき危機管理体制の構築や不測の事態に陥ったときの対応事例など、その内容は多岐に渡ります。JCSOSではご要望に沿った専門家をご案内いたします。
教職員向けセミナー、及び派遣学生向けのセミナーのそれぞれに対応しております。
教職員向けセミナー
各大学・学校において学部や部局独自の海外派遣プログラムの実施や運営を行うケースが増えており、全学的な海外派遣の危機管理体制の構築に向けて意識の向上が求められています。JCSOSでは大学・学校経営の観点による危機管理、派遣期間中に想定するべき危機管理など、大学・学校の経営陣から現場で活躍をされる教職員の皆様に向けて、あらゆる切り口から危機管理を説明する講師を派遣しています。また、地域コンソーシアムの研修セミナーとしてもご活用頂いています。お気軽にお問合せください。
教職員セミナー実施例(抜粋)
- 大学経営における危機管理
- 協定書の整備に向けて
- 海外研修と留学トラブル・重大事故マニュアル整備について
- 学生の多様性と向き合う大学の国際交流事業の在り方
派遣学生向けセミナー
海外渡航前の学生や生徒に対して、新しい環境、特に海外で生活する際の危機に対して適応するための「方向付け」、「動機付け」を目的に実施します。オリエンテーションを通じて、渡航者は日本とは違う海外でのトラブルや危機を自覚し、その対応策を考えたうえで渡航することが求められます。JCSOSでは海外で想定される危機を事件や事故のみならず、異文化理解の観点やメンタルヘルスなど、あらゆる角度から検証し、学生・生徒に具体的な対応例を用いたセミナーを実施しています。
JCSOSのアドバイザリーボード(講師)の紹介
JCSOSでは各分野の専門家が集結してアドバイザリーボードを形成しています。海外派遣における危機管理の実務的な専門家、および大学経営やマネジメントに関する専門家による講演を行います。
櫻井光政(さくらい みつまさ)JCSOS理事/弁護士
第二東京弁護士会所属。桜丘法律事務所代表弁護士(所長)。第二東京弁護士会元副会長、元大宮法科大学院大学教授、刑事弁護フォーラム世話人
【講演テーマ例】
- 大学・教育機関の国際交流活動における法的責任
近藤祐一(こんどう ゆういち)JCSOSアドバイザー
元立命館アジア太平洋大学 教授。ミネソタ大学 (Ph.D.、国際教育・異文化間コミュニケーション)南山大学で国際交流室長、新学部設立のための留学生プログラムデザイン、アジア語学・文化集中学習派遣プログラムの策定などの経験を経て、2006年より立命館アジア太平洋大学へ。海外研修プログラム開発(短期・中期)およびその危機管理、国際・国内生募集・審査、大学のGP・SGUによる国際戦略に関わる。またFDによる学生の学びの保証などについても知見を深めている。
【論文】
KONDO, Y. (2013). "Japanese Universities and their Internationalization: Is paradigm shift feasible?" The Internationalization of Higher Education: Realities and Implications. Report of the International Workshop on University, 2013. RIHE International Seminar Reports. No. 21
近藤祐一. (2018) 立命館アジア太平洋大学の「グローバル・ラーニング」 立命館高等教育研究 (18), 17-30, 立命館大学教育開発推進機
【ワークショップ例】
- 海外研修プログラム開発およびその危機管理
- 海外からの学生招致の方法論とリスク管理
- 大学の国際戦略-ランキング時代に向けて
森純一(もり じゅんいち)JCSOS理事
京都大学名誉教授。長年に亘るビジネスおよび大学での国際経験から大学の国際化へのアドバイスを行う。一橋大学卒業、東京銀行で独・米での海外勤務13年を含め、31年間勤務する。2004年、京都大学国際交流センター教授となり、国際交流推進機構長として、文科省の「グローバル30」では全学の取りまとめを行った。2016年に京大を退職、ダナン大学の客員教授としてベトナムに2年滞在したのち、京都橘大学国際英語学部教授を経て、2020年より「京都ミークス・コンサルタント」を設立し、「ワイワイ、国際交流を楽しもう」を標語に活動を行っている。
【講演、ワークショップテーマ例】
- 国際交流プロジェクトの学内マネージメント
- 大学経営と国際交流戦略
- 国際交流経験とキャリア形成
- SDGs時代の海外留学
酒井悦嗣(さかい えつじ)JCSOSアドバイザー
(株)日本リスクマネージメント代表取締役、日本渡航医学会評議員、海外医療支援協会理事・事務局長。長きにわたり損害保険会社にて海外旅行保険の責任者として、過去に邦人が巻きこまれた数多くの海外事件・事故の対応指揮を行う。また海外27カ国308病院と直接キャッシュレス提携契約交渉を行い、現在では一般的となっている海外医療機関で診察料なしに受診ができるキャッシュレスメディカルサービスの礎を築く。同時に、教育機関の賠償責任保険・リスクソリューションの責任者として海外・国内の危機管理・対応を行い、多くの学校・大学の問題解決および危機意識を高める活動を行う。現在は株式会社日本リスクマネージメント代表として、全国の学校法人・大学法人の海外・国内の危機管理と危機対応を行う。複数の国立大学や私立大学での講師、理事等を歴任。
【講演テーマ例】
- 海外リスクマネージメントと緊急対策
- 実践で役立つ海外危機管理マニュアル作成に向けて
- 海外重大事故と求められる緊急対策
- 海外研修と保護者~モンスターペアレント対策~
- 世界の医療文化と緊急対策
- 緊急対策とブランド・リスク回避に向けて
- 「実践緊急対策」成功への道 ①重大事故、②パンデミック、③その他
- 事例から見る緊急対策成功例解説
池野健一(いけの けんいち)JCSOS理事長
オックスフォード国際教育カレッジ(CIE-Oxford校)代表/UTS国際教育センター代表。JAFSA(国際教育交流協議会)団体理事。日本旅行業協会(JATA)海外旅行推進委員会留学WG座長。日英で50年以上教育交流としての事業を営んできた。
【講演テーマ例】
- 海外研修と旅行会社の契約
- オックスフォード大学の財政危機
- 大学経営における危機管理
奥田丈二(おくだ じょうじ)JCSOSアドバイザー
東京慈恵会医科大学卒業。日比谷クリニック院長 医療法人社団渡航者健診クリニック理事長。日本渡航医学会評議員。渡航先の多様化から日本のトラベルクリニックの先駆けとなる医療サービスを展開。渡航者の健康へのリスクの軽減を目指し、渡航先や健康状態に応じた医療サービ情報を提供している。
【講演テーマ例】
- 「海外健康管理プログラム」を活用した赴任者の健康とメンタルヘルス管理
- 「失敗しない旅行・留学・海外赴任」のための海外感染症セミナー
- トラベルクリニックの受診の方法
- 日本に滞在する外国人医療
吉田信正(よしだ のぶまさ)JCSOSアドバイザー
元法政大学理事、元日本私立学校振興・共済事業団監事(常勤)、元大学行政管理学会副会長。法政大学では人事、企画・入試戦略、環境センター等を管轄。法政大学退職後、日本私立学校振興・共済事業団監事を歴任。関心テーマ領域は、大学のマネジメント、職員組織の活性化と人材育成。
【著作(いずれも共著)】
- 『私立大学職員人事制度の現状と改革の課題』2004 大学行政管理学会
- 『私立大学のマネジメント』2009 (社)日本私立大学連盟編 東信堂
- 『大学職員ナレッジ・スタンダード大学業務知識編Ⅰ』2011 日本能率協会
- 『大学行政管理学会の研究活動』2013 日本高等教育学会編 玉川大学出版部
【講演テーマ例】
- 大学のマネジメント、職員組織の活性化と人材育成
尾﨑由博(おざき よしひろ)JCSOSアドバイザー
(株)海外安全管理本部代表取締役。2006年より国際協力機構(JICA)にて勤務。インド、パキスタン、アフガニスタン等南アジアにおける安全対策、開発支援案件の形成、実施を担当。パキスタン駐在中国政選挙や首都における大規模反政府デモ等に対応し、現場での安全管理業務ノウハウを体得。2016年7月に発生したバングラデシュ、ダッカレストラン襲撃事件後に発足した安全管理部の第一期メンバーとしてJICA安全対策制度、仕組みの多くを構築した他、組織内の緊急事態シミュレーション訓練を担当。2018年より独立し、現職。
【講演テーマ例】
- 安全対策情報の収集術と学内伝達の秘訣
- ハイリスク時期を予知する技術~リスクカレンダー実践活用講座
【ワークショップ例】
- 海外でのリスクを浮き彫りにする方法~Risk Matrix作成講座~
- 誘拐対策ワークショップ
益永久穂(ますなが ひさほ)JCSOSアドバイザー
元警視庁警察官、元JICA安全対策アドバイザー。1981年から約27年間、警視庁女性警察官として主に刑事部門を担当、性犯罪捜査や被害者対策にも従事。2013年から約5年間、JICA安全対策アドバイザーとして、35の国・地域に赴き各国の治安、犯罪情勢や現地安全調査、赴任前研修講師に従事。国内外での犯罪・トラブル対応に精通し、現場経験と捜査官の視点で、わかりやすく伝えすることに定評。
【講演テーマ例】
- 留学生をテロ・犯罪被害に遭わせないために
- 犯罪被害に遭遇するプロセス
- 嫌がらせ、セクハラ、性被害などの対応策
長野公則(ながの きみのり)JCSOSアドバイザー
1974年京都大学法学部卒。富士銀行(現みずほ銀行)入行。米銀行系の経営戦略コンサルティングへの出向、香港支店での国際財務、ロンドンやバハレーンでの国際金融、本部でのグローバルカントリーリスク分析等の実務経験を積み重ね、みずほ銀行エグゼクティブ。国際基督教大学(ICU)経理グループ長等歴任。東京大学大学院教育学研究科大学経営・政策コース博士課程修了。博士学位論文(2018年1月24日授与 博教育第304号)『アメリカの大学の基本財産:その歴史・ガバナンスと教育へのインパクト』
大学経営戦略アドバイザー、国際公認投資アナリスト(Certified International Investment Analyst)、日本証券アナリスト協会認定会員(CMA)。
【著作(単著)】
- 『アメリカの大学の豊かさと強さのメカニズム』2019東信堂
【講演テーマ例】
- 「日米の事例から見る大学の財務戦略、基金・寄付募集」
海野るみ(うみの るみ)JCSOSアドバイザー
東京家政学院大学 特任教授。博士(人文科学)。専門は文化人類学、民族音楽学、アフリカ研究。フリーランス通訳・翻訳者としても活動。大学時代からAFS日本協会ボランティアスタッフとして国際交流事業に関わる。その後、お茶の水女子大学グローバル教育センター、宮崎大学国際連携センター、首都大学東京国際センター、羽衣国際大学で大学の国際化や各種国際交流事業、グローバル人材育成事業などに携わる。アメリカ合衆国イリノイ州の高校や南アフリカ共和国ケープタウン大学に留学の経験をもつ。
【講演テーマ例】
- 協定の「断捨離」してみませんか―協定校開拓戦略の基本(講演/ワークショップ)
- 大学の国際交流とジェンダー(講演/ワークショップ)
- 学生の多様性と向き合う大学の国際交流事業の在り方(講演)
- 二次的被害を引き起こさないために(ワークショップ)
- 国際交流担当者のための英語(初級編~)
大工原孝(だいくはら たかし)JCSOSアドバイザー
1978年3月日本大学大学院法学研究科修了(法学修士)。同年、学校法人日本大学入職、芸術学部事務局、本部総務部、総合学術情報センター開設準備室、秘書・人事各課長、学部事務長、総務・学務・人事各次長を経て、総務部長・研究推進部長等を歴任。
2011年9月学校法人日本大学理事就任(2014年9月退任)。
2019年2月日本大学を退職し、2019年5月から【ウニベルシタス研究所】を設立、「高等教育のあり方」について研究活動中。大学在職中は、総務・情報システム企画・秘書・人事・給与・学部総括・学事・マスコミ対応・経営戦略・研究推進等に携わる。
【外部委員・学会活動等】
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- 日本私立大学連盟 調査委員会 委員
- 大学基準協会 大学評価委員会・評価分科委員会 委員
- 文部科学省委託 『教職協働』先進的事例調査協力者委員会 委員
- 大学行政管理学会 監事・理事・会長
- 都内私立大学 大学外部評価委員会委員、内部監査室主査 などを歴任
【著作】
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- 求められる大学職員像の模索
- 総務事務の多様性
- 大学職員とこれからの人事部門
- 大学の誕生と職員のルーツ
- プロフェッショナル大学職員への道しるべ、 他多数
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【講演テーマ例】
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- 内部質保証のための教職協働━新・大学組織論へ━
- 危機的状況から脱出するために、大学事務職員が採るべき道
- なぜ、大学組織は変われないのか━「学習する組織」をヒントに考える
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実施費用等詳細はJCSOS事務局までお問い合わせください。