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国際基督教大学 海外緊急事故対応シミュレーション(2008/7/4)
去る2008年7月4日(金)国際基督教大学(東京・三鷹市)で海外緊急事故対応シミュレーションが開催され、学長をはじめ教職員約50名が参加し、終日模擬訓練が行われました。JCSOSより服部まこと氏(JCSOS理事/一橋大学企画調査役/中部大学客員教授)、および国原秀則氏(JCSOS理事/日本アイラック株式会社代表取締役)が講師として派遣されました。




今回のシミュレーションでは国際基督教大学が実施しているプログラムで事故が発生(参加学生の乗ったバスが走行中事故に巻き込まれ横転、同乗していた学生および引率教員が多数負傷したという第一報が現地よりもたらされ、事故対応のため大学関係者が対策本部に集合したという 設定)したとの想定し、午前9時から夕方17時迄まで約8時間に及ぶシミュレーションが実施されました。またシミュレーション本番前に、服部講師による危機管理の基本概念に関する講義が実施され、引き続き国原講師によるシミュレーションの概要説明の後、記者役・家族役の方々は別室に移動し、シミュレーションが開始されました。
シミュレーションが開始されると、派遣先手配担当者役から刻々と情報がもたらされ、シミュレーションは本番さながら予断を許さない状況で進んで行きました。対策本部では、情報整理、家族・マスコミ対応、記者会見準備などで、それぞれの担当者が対応に熱心に取り組んでおられました。一方、別室では記者役・家族役の方々が服部講師のアドバイスを受け記者会見時の質問内容や大学への要望項目等、それぞれの役割演出について念入りに検討および確認作業が行われていました。そしてシミュレーションのクライマックスである記者会見では、大学の対応について厳しい指摘をする場面も見られ、シミュレーションから実際の危機状況の対応のあり方を学び取ろうという高い意識を感じることができました。

シミュレーション後の講評では、講師からのコメントに加え、参加者から率直な意見と今後の対応策に関する意見が述べられました。また今回は約8時間という長時間におよぶシミュレーションとなりましたが、非常に充実した時間を提供できたと感じております。参加者の皆様は、若干お疲れの様子でしたが充実した雰囲気が会場に溢れておりました。

事故対応をスムーズに行う為には「経験」と「学内の意思の統一」が重要です。経験を積むことでより迅速な対応が可能になり、加えて学内でも海外研修における危機管理の重要性が広く認知されることと思います。JCSOSでは「緊急重大事故対策シミュレーション」を定期的に行うことをお勧めしております。



(「緊急重大事故対策シミュレーション」は日本全国のJCSOS加盟校を対象に行っております。お問合せはJCSOS事務局(03-5457-2591)までお願い致します。)